第17回 ゲーム情報学研究会(発表件数 9件) (主査:飯田弘之,幹事:伊藤毅志,中村貞吾,金子知適) 日時: 平成19年3月5日(月) 10:30〜16:50 場所: デジタルハリウッド大学 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル7階 http://www.dhw.ac.jp/access/index.html 議題: ゲーム情報学一般 10:30-11:00 対戦型アクションゲームにおけるプレイヤの模倣行動の生成 服部裕介,田中彰人,星野准一(筑波大学) 対戦型アクションゲームでのCOMの単調な行動パターンの問題を解決する ためにCOMにプレイヤの模倣をさせる手法を提案する. 11:00-11:30 RoboCupサッカーシミュレーションにおけるエージェント配置手法の提案 秋山英久,野田五十樹(産業技術総合研究所) 複数のエージェントを状況に応じて適切に配置するための手法を提案し, RoboCupサッカーシミュレーション環境においてその有効性を示す. 11:30-12:00 知識を直観的に記述できる5五将棋システム 滝沢洋平、伊藤毅志 (電気通信大学) 自分が学習した知識を直観的にマウスで入力することで自動対戦できる5 五将棋システムを作り、その動作を説明する。 [昼食休憩] 13:30-14:00 第1回 UEC コンピュータ大貧民大会(UECda-2006)の報告 大久保 誠也 小林 正人 本多 武尊 眞鍋 秀聡 青木 輝人 柿下 容弓 小松原 頌之 西野 哲朗 (電気通信大学) 2006年11月18日に電気通信大学で開催した、第1回 UEC コンピュータ大貧 民大会(UECda-2006)の概要を報告する。 14:00-14:30 大貧民における手の構造 西野順二(電気通信大学) カードゲーム大貧民プレイヤでの探索用に手の構造を簡略化し、いくつか の状況における探索を行った結果を述べる。 14:30-15:00 トーナメントシステムの評価に関する一考察 鈴木知道(東京理科大学) プレーヤーの順位づけを行うにあたって様々なトーナメントが実施されて いるが,トーナメントシステムを評価する場合にどのような観点が必要か を考察する. [休憩] 15:20-15:50 セミランダムプレイによる4x4盤オセロの自由度 飯田弘之, 山本時代(北陸先端科学技術大学院大学) 本質的な自由度を探ることを目的に,いくつかの4x4盤オセロの初期配置 でセミランダムプレイを行い,考察をする予定です。 15:50-16:20 虚ゲーム・パズルと縁の原理 飯田弘之(北陸先端科学技術大学院大学) 本研究は,虚ゲーム・パズルへの取り組みの第一歩である。実ゲーム・パ ズルと比較しながら,虚ゲーム・パズルの特質について考察する。 16:20-16:50 Heptamond問題における全解数の推定 是川 空、五十嵐力、但馬康宏、小谷善行 (東京農工大学) Heptamond問題について、最少分岐を選択するアルゴリズムの局面の変化 量に着目した実験によって、全解数がおよそ10の12乗であることを推 定した。