第5回ゲーム・プログラミング ワークショップ論文募集
ご存知のように外国ではチェスを始めとしたゲームを対象にした研究が盛んに行なわれ、強いプログラムを作りたいという動機付けのもとで、探索、プラニング、機械学習、などさまざまな分野の発展に大いに貢献しています。ところが日本には将棋、囲碁という世界に誇るべき優れたゲームがあるにもかかわらず、これまでゲームのプログラミングに関する研究は盛んではありませんでした。幸い最近になってコンピュータ将棋、コンピュータ囲碁の実力も以前よりもかなり進歩し、ゲームのプログラミングに関する研究の気運も徐々にではありますが高まってきました。しかし現状では適当な発表・議論の場がほとんど存在しませんでした。そこで94年に初めてこのワークショップを企画したところ、20件以上の発表と60人以上の参加者があってともに大成功のうちに終了しました。今年は母体を情報処理学会のゲーム情報学研究会として、広くゲーム情報学に関する論文を募集しますので、ふるってご応募ください。
- 名称: 第5回ゲーム・プログラミング ワ−クショップ
- 主催: 情報処理学会 ゲーム情報学研究会
- 共催: コンピュータ将棋協会
、コンピュータ囲碁フォーラム
- 日程: 1999年10月15日(金)〜10月17日(日)
- 会場: 駿河台学園 箱根セミナーハウス(神奈川県足柄郡箱根町仙石原845)
原則として参加者はみな会場に宿泊することを前提としています
- 使用言語: 日本語または英語
- 参加費(宿泊費・食費を含む): 研究会登録会員 30,000円、 学生 15,000円、 非会員 35,000円
- トピックス(以下に限定するものではありません)
- ゲームプレイングプログラム
- パズルを解くアルゴリズム
- パズル創作プログラム
- ゲームをプレイする人間の認知科学
- ゲーム戦略知識の学習
- インターネット上のゲーム
- ゲーム理論の応用による人間の行動の解析
- マルチエージェントのゲーム(たとえばサッカー)
- ゲームの歴史のコンピュータを用いた分析
- コンピュータを用いた新しいゲームの開発
- ゲーム向きコンピュータアーキテクチャ
- コンピュータによる人間のゲーム熟達の支援
- 応募方法
- 発表論文については査読を行なう。
- 発表希望者は論文題名(和文の場合は英訳もつけること)とextended abstract3部を下記の申し込み先に郵送する(連絡先を明記のこと)。e-mailによる投稿を歓迎する。郵送の場合の用紙はA4版とする。extended abstractの量は日本語で2000字程度、英語で500 words程度とする。
- 最終論文は和文もしくは英文でA4版10ページ以内とする。
- スケジュール
extended abstract送付締切 | 1999年6月26日(土) |
採否通知 | 1999年7月23日(金) |
最終(カメラレディ)論文締切 | 1999年9月10日(金) |
- 申し込み・問い合わせ先
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-4
電子技術総合研究所 知能情報部 ゲーム戦略ラボ
松原 仁
tel:0298-54-5917 fax:0298-54-5918
gpw@etl.go.jp
Last modified: Sat Jun 12 16:00:04 JST 1999