第5回ゲーム・プログラミング ワークショップ参加者募集

今年もゲームのプログラミングに関するワークショップを開催することになりました。ご存知のように外国ではチェスを始めとしたゲームを対象にした研究が盛んに行なわれ、強いプログラムを作りたいという動機付けのもとで、探索、プラニング、機械学習、などさまざまな分野の発展に大いに貢献しています。ところが日本には将棋、囲碁という世界に誇るべき優れたゲームがあるにもかかわらず、これまでゲームのプログラミングに関する研究は盛んではありませんでした。幸い最近になってコンピュータ将棋、コンピュータ囲碁の実力も以前よりもかなり進歩し、ゲームのプログラミングに関する研究の気運も徐々にではありますが高まってきました。今回からは情報処理学会ゲーム情報学研究会の主催となりました。今年も将棋、囲碁などの思考ゲームを中心にゲームに関するさまざまな発表があります。このワークショップへの参加者を募ります。

ゲーム・プログラミング ワークショップ '99 暫定プログラム
tentative program of GPW'99

S=20 minutes

L=30 minutes

P= poster

10月15日(金)
Friday, October 15

13:15-13:30 開会の辞
            opening

13:30-15:00  座長: 飯田 弘之(静岡大学)
             chair: Hiroyuki Iida (Shizuoka Univ.)

1.  J. Uiterwijk et al.:  New results in Domineering Games (S)

2.  Ian Frank David Basin:  Producing succinct explanations of 
optimal strategies   (S)

3.  Reijer Grimbergen:  Adding context information to candidate relevance 
analysis for selective search in Shogi (S) 

4.  Jeff Rollason:  Super-soma- a whole board static capture exchange
evaluator for Shogi (L)

15:30-17:10  座長 イアン フランク(電子技術総合研究所)
             chair: Ian Frank (electrotechnical Laboratory)

5.  長井、今井:  application of PDS* to Othello endgames (L)

6. 岸本他: parallel AND?OR tree search based on proof and
disproof numbers (L)

7.  薄井 他:  TD法を用いた将棋の評価関数の学習 (S)

8.  佐々木他: 自動プレイによるチェスライクゲームの歴史的進化の
研究 (S)

10/16
9:00-10:30   座長 小島 琢矢 (NTT)
              chair:Takuya Kojima(NTT)

9.  Lorentz and Ha: Studies in 2xn Go (S)

10.  Bruno Bouzy: Complex game in practice (S)

11. (cancelled)

12.  Martin Mueller: The race to capture: analyzing Semeai in Go (L)

10:45-11:55  座長 小谷 善行(東京農工大)
          chair: Yoshiyuki Kotani (Tokyo Univ. of Agriculture and Engineering)

13.  野下浩平 佐藤信弘: トーナメントの並列比較とゲーム木の探索 (L)

14. 田中:  経験則を使わないカルキュレーションプレイ (S)

15. 新谷:  スーパーパズを解くプログラム (S)

13:15-14:15  座長 滝沢武信(早稲田大学)
            chair: Takenobu Takizawa (Waseda Univ.)

Invited talk

16.  Jonahan Schaeffer

14:30-15:50  座長 ライエル グルムベルゲン (電総研)
             chair:Reijer Grimbergen

poster session

17.  安藤 剛寿、小林 紀之、上原 貴夫: コンピュータブリッジのビッドにおける
統合 (P)

18. (cancelled)

19.  中村他: カードゲームにおける熟達支援システムの提案 
-熟達者の問題解決過程の分析から-  (P)

20. 春日他: ニューラルネットワークを用いた詰将棋評価関数 (P)

21.  西条他: TD法を用いたAmazonの静的評価関数の学習 (P)

22. 梶原 他: Semi-random play and speculative play: a case 
study using tictactoe (P)

23. 加藤他:   ニューラルネットによる将棋の局面の進行判断について  (P)

24.  実近他 序盤囲碁概念の観測可能化 (P)

25. 岩井他 指し手の種類別探索深さの学習 (P)

26. 鈴木他 将棋における探索延長アルゴリズムの実験的評価 (P)

16:00-17:10  座長 野下 浩平(電通大)
            chair: Kohei Noshita (Univ. of Electronics and Communications)

27.脊尾: 詰将棋を解くアルゴリズムにおける優越関係の効率的な利用に
ついて (L)

28.  金子他: 詰将棋における評価関数の自動獲得 (S)

29.  作田他: solving problems with uncertainty: a case study
using Tsuitate-Tsume-Shogi (S)

10/17
9:15-10:45 座長 マーチン ミューラー (電総研)
           chair: Martin Mueller

30. 田島 他: 可能手抜き数(PON)に基づく囲碁の布石 (L)

31. 梶山他:  囲碁の着手符合列に対する確率文法モデルの作成(L)

32. 小島他:  知識と用語の相互獲得モデルとその詰碁への適用(L)

11:00-12:00  座長 吉川厚(NTT)
             chair: Atsushi Yoshikawa (NTT)

33. 伊藤 毅志 将棋における人間の認知過程 (S)

34. 山口 佳樹、丸山 勉、星野 力 共進化モデルの高速計算 (S)

35. 秋山 直之、鈴木 恵二、山本 雅人、大内 東 サッカーエージェントに
よる協調パスプレイの生成 (S)


第5回 ゲーム・プログラミング ワークショップ 参加申込書


氏名__________________


性別(いずれかに○)   男     女


発表の有無(いずれかに○)  発表者     共著者    発表なし

郵便番号_____

住所 ___________________________

    ___________________________

電話番号__________________

FAX番号__________________

電子メイルアドレス____________________

種別(いずれかに○)      会員       非会員        学生       

参加形態(いずれかに○)   全部       一部

参加形態で「一部」に○をした人は以下で必要なものに○をしてください
(「全部」に○をした人はチェックの必要はありません)

        15日夕食   15日夜宿泊  16日朝食  16日昼食  

        16日夕食  16日夜宿泊   17日朝食  

(一般参加かつ一部参加の方については参加費の一部を当日
  払い戻します)

参加費納入方法(いずれかに○) 郵便振替   銀行振込  手渡し

喫煙の有無(いずれかに○)    喫煙   非喫煙
(発表会場は禁煙です)
                              
連絡事項(もしあれば)




Last modified: Wed Sep 1 14:20:14 JST 1999