The 19th Game Programming Workshop
November 7-9, 2014
Hakone Seminar House, Kanagawa, JAPAN
プログラム
このスケジュールは仮のもので変更の可能性があります。
今年は2件の招待講演を予定しています。
1件目は,真面目な用途でのゲームの利用を進める「シリアスゲーム」についての研究・普及活動を長年続けておられる東京大学の藤本徹先生にご講演いただきます。シリアスゲームの経緯や動向、以前からゲームに真面目に取り組んできたゲーム研究者にとってどのような意義や可能性があるのか、お話を伺う予定です。
2件目は,さまざまなボードゲーム、特にシャンチーのプログラム研究で有名な台湾東華大学 Shi-Jim Yen 先生をお招きしてのご講演です。
シャンチープログラムの歴史、さまざまな手法、およびトップクラスのプログラム SHIGA の概要についてお話いただく予定です。
毎年恒例のナイトイベントでは今年は以下のイベントが予定されています。
- GPW杯 コンピュータ将棋大会 (詳細はこちらです)
- GPW杯 フリースタイル将棋大会 (詳細はこちらです)
- GPW杯 コンピュータ囲碁大会(9路盤,13路盤.詳細はこちらです)
- GPW杯 デジタルカーリング大会 (詳細はこちらです)
今年も多数のご投稿があり、優れた研究発表が集まっております。
大勢のご参加をお待ちしております。
予稿集電子化に伴うご注意:
昨年度から予稿集は電子版のみの配布となっています。
論文の電子版が情報処理学会のページ「情報学広場」にて学会開催の1週間前から公開されます(
→こちら
)。
会場でもUSBメモリにて予稿集を配布いたします。
ノートPCやタブレットなど、電子データを閲覧可能なデバイスをお持ちください。
11月7日(金)
13:30-14:20 セッション1 将棋と強さ
座長:保木 邦仁
- 1-1 (S) Computer Shogi 2012 through 2014, Takenobu Takizawa
- 1-2 (L) 将棋名人のレーティングと棋譜分析,山下宏
14:40-15:50 セッション2 探索アルゴリズム
座長:美添 一樹
- 2-1 (S) 囲碁と五目並べにおけるSHOTアルゴリズムの有効性の実験的評価,本上雅央,鶴岡慶雅
- 2-2 (S) Prior Estimation in UCT based on the Sequential Halving Algorithm,Yun-Ching Liu and Yoshimasa Tsuruoka
- 2-3 (L) ターン制ストラテジーのための状態評価型深さ限定モンテカルロ法における消極的行動の抑制,藤木翼,村山公志朗,池田心
16:20-17:20 招待講演
- タイトル:シリアスなゲーム研究者のためのシリアスゲーム論
- 講師:藤本 徹、 司会:横山 大作
19:00- ナイトイベント GPW杯 一日目
- GPW杯 コンピュータ将棋大会
- GPW杯 フリースタイル将棋大会
- GPW杯 コンピュータ囲碁大会
- GPW杯 デジタルカーリング大会
11月8日(土)
9:30-10:20 セッション3 学習
座長:橋本 剛
- 3-1 (S) 将棋での少数の棋譜からの評価関数の学習における拘束条件の研究,大森翔太朗,金子知適
- 3-2 (L) 牌譜を用いた対戦相手のモデル化とモンテカルロ法によるコンピュータ麻雀プレイヤの構築,水上直紀,鶴岡慶雅
10:40-11:40 セッション4 新しいゲーム
座長:鶴岡 慶雅
- 4-1 (S) Design and Implementation of Magic Chess,Wen-Chih Chen, Shi-Jim Yen, Jr-Chang Chen and Ching-Nung Lin
- 4-2 (S) 議論の構造に着目した人狼ゲームの分析,稲葉通将,大澤博隆,片上大輔,篠田孝祐,鳥海不二夫
- 4-3 (S) Optimal Strategies against a Random Opponent in Battleship,Maxime Audinot, Francois Bonnet and Simon Viennot
12:50-13:30 セッション5 チェスと並列化
座長:竹内 聖悟
- 5-1 (S) 同一チェスプログラムグループによる合議制における投票結果の分散パターンの調査,曾根彰吾,長束薫,由井薗隆也,飯田弘之
- 5-2 (S) 非同期並列ゲーム木探索での効果的な計算ノード割り当て,横山秀,金子知適
13:50-14:50 招待講演
- タイトル:Computer Xiangqi
- 講師:Shi-Jim Yen、 司会: 伊藤 毅志
15:00-15:40 ポスターセッション フラッシュトーク
ポスター発表の前に,その研究の意義や面白さをアピールする2分間のプレゼンを行います.
発表者は事前に 1〜3ページのプレゼンをPDFで池田()までお送りください.
15:40-17:20 ポスターセッション
- P-1 方策勾配法による探索制御の一考察,五十嵐治一,森岡祐一,山本一将
- P-2 手書き文字認識を利用した数独の自動正解判定システムの開発,金子真二郎,寺沢憲吾
- P-3 Quantifying Engagement of Various Games, Shuo Xiong, Long Zuo, Rachaya Chiewvanichakorn and Hiroyuki Iida
- P-4
探索指標を利用した詰め将棋評価の検討,石飛太一,飯田弘之取り下げとなりました
- P-5 Tree structure design for Connect6 opening, Jung-Kuei Yang, Shi-Jim Yen, Cheng-Wei Chou, Jing Nie, Xiao Bai
- P-6 Solving 6x6 Othello on Volunteer Computing System, Shi-Jim Yen, Tsan-Cheng Su, Jr-Chang Chen, Shun-Chin Hsu
- P-7 A Study of Software Framework for Parallel Monte Carlo Tree Search, Ting-Fu Liao, I-Chen Wu, Guan-Wun Chen, Chung-Chin Shih,
Po-Ya Kang, Bing-Tsung Chiang, Ting-Chu Ho and Ti-Rong Wu
- P-8 人狼知能サーバの構築,鳥海不二夫,梶原健吾,大澤博隆,稲葉通将,片上大輔,篠田孝祐
- P-9 擬人化エージェントを用いた人狼対戦システムの開発,片上大輔,小林優,大澤博隆,稲葉通将,篠田孝祐,鳥海不二夫
- P-10 MOBAにおける半自律型チームメイトAI,張輝陽,星野准一
- P-11 AI platform for supporting believable combat in role-playing games, Matteo Bernacchia and Hoshino Jun'ichi
- P-12 多腕バンディットアルゴリズムのMCTSへの応用と性能の分析, 今川孝久,金子知適
- P-13 多様な特徴量を用いたArimaa 評価関数の比較学習,川上裕生,鶴岡慶雅
- P-14 人狼知能達成におけるエージェントの推論モデル,大澤博隆,鳥海不二夫,稲葉通将,片上大輔,梶原健吾,篠田孝祐
- P-15 コンピュータ囲碁における対局の進行度判定を用いたモンテカルロ木探索,田中一樹,藤田玄
- P-16 将棋AIにおける棋力の調整が不自然さに与える影響,仲道隆史,伊藤毅志
- P-17 囲碁AIで使う補正ありUCBアルゴリズムの性能改善,楊晨,金子知適
18:00- 懇親会
20:00- ナイトイベント GPW杯 二日目
11月9日(日)
9:00-9:50 セッション6 UCTと特徴量
座長:田中 哲朗
- 6-1 (S) LinUCB のモンテカルロ木探索への応用,万代悠作,金子知適
- 6-2 (L) General Game Playingのための組み合わせ特徴の自動生成,藤田康博,鶴岡慶雅,伊庭斉志
10:10-11:30 セッション7 将棋と人間らしさ
座長:篠田 正人
- 7-1 (L) 二人ゲームプレイヤのPrior knowledgeを用いたUCTによる個性の実現手法と評価,志水翔,金子知適
- 7-2 (S) ゲームにおけるヒューマンエラー −将棋による考察−,伊藤毅志,杵渕哲彦,藤井叙人
- 7-3 (L) 将棋解説文のグラウンディングのための指し手表現と局面状態の対応付け,亀甲博貴,森信介,鶴岡慶雅
11:40 - GPW賞選考結果発表