ゲームプログラミングワークショップ

概要

更新情報

第21回ゲームプログラミングワークショップ (GPW-16)

発表論文募集(テキスト版)

GPW-16 趣旨

海外では、チェスをはじめとしてゲームを対象にした研究が古くから盛んに行われてきました。 強いプログラムを作るという目標のもと、探索、プランニング、学習、最適化、推論、協調問題解決などの様々な技術的進歩や多くの研究成果がもたらされてきました。 日本でも、将棋や囲碁などの世界に誇るべき優れたゲームがあり、ゲームプログラミングの研究も盛んに行われるようになってきました。

特にこの数年のコンピュータ将棋、囲碁の発展は目覚しく、コンピュータ将棋では新しい探索法や評価関数の自動学習などの研究が進んだことで、プロ棋士を凌駕するレベルになりました。 また、コンピュータ囲碁においてもモンテカルロ法の活用と機械学習の手法などにより急激に棋力が向上し、今年3月にAlphaGoがイ・セドル九段を破ったのは記憶に新しいところです。

さらには単に強さのみならず、人間らしい挙動をするプログラム、人間を楽しませたり指導するプログラムなど、目的もより多様になってきています。 また古典的ボードゲームの他にも、パズル、思考型ボードゲーム、不完全情報ゲーム、最近では格闘ゲームや人狼などを対象としたプログラミングやアルゴリズムの研究など、本分野の研究は益々盛んになってきています。

本ワークショップは、94年からほぼ毎年実施され、内外から多くの発表と参加者を集め、ゲームプログラミングに関心を持つ研究者の活発な議論の場を提供してきました。 99年から母体を情報処理学会のゲーム情報学研究会として、さらなる発展を遂げてきました。21回目を迎える今回も広くゲーム情報学に関する発表、論文を広く募集しておりますので、多くの方の発表、ご参加をお待ちしております。

トピックス(以下に限定するものではありません)

日程

表彰

優秀な論文及び発表は、優秀論文賞、研究奨励賞、ベストポスター賞として表彰される予定です。

主催

協力

委員

プログラム委員
  • 飯田弘之 (北陸先端科学技術大学院大学)
  • 五十嵐治一 (芝浦工業大学)
  • 池田心 (北陸先端科学技術大学院大学)
  • 伊藤毅志 (電気通信大学)
  • 大澤博隆 (筑波大学)
  • 金子知適 (東京大学)
  • 香山健太郎 (情報通信研究機構)
  • 岸本章宏 (IBM Research)
  • 小谷善行 (東京農工大学)
  • 作田誠 (福岡工業大学)
  • 佐々木宣介 (県立広島大学)
  • 滝沢武信 (早稲田大学)
  • 竹内聖悟 (東京大学)
  • 田中哲朗 (東京大学)
  • 鶴岡慶雅 (東京大学)
  • 中村貞吾 (九州工業大学)
  • 西野順二 (電気通信大学)
  • 橋本剛 (松江工業高等専門学校)
  • 三輪誠 (豊田工業大学)
  • 吉川厚 (教育測定研究所)
  • 美添一樹 (東京大学)
  • 横山大作 (東京大学)
  • Reijer Grimbergen (東京工科大学)
  • Ruck Thawonmas (立命館大学)
プログラム委員長
篠田正人 (奈良女子大学)
保木邦仁 (電気通信大学)
実行委員長
松原仁 (はこだて未来大学)

ワークショップ全般に関するお問い合わせ

〒041-8655 函館市亀田中野町116-2 公立はこだて未来大学
システム情報科学部 松原 仁
Tel: 0138-34-6125, Fax: 0138-34-6105, E-mail: gpw2016@fun.ac.jp